片付けをしていたら、引き出しの奥から乾電池が何本かまとめて出てきた。そのとき、「これって普通のごみに出していいんだっけ」と少し迷いませんでしたか。
『めぐろデイズ』で目黒区エリアを担当しているライターのコウです。充電が切れたモバイルバッテリーや使い終わった電池は、処分方法が分からず、そのまま家に置いたままになりやすいものです。
電池とひとくちに言っても、乾電池、ボタン電池、充電式電池、モバイルバッテリーなど種類があり、目黒区での出し方もそれぞれ異なります。
この記事では、乾電池・ボタン電池・充電式電池の種類別の出し方と、出す前の安全な準備の仕方を順番に整理します。
電池を出す前に確認したい種類の見分け方
目黒区では、電池の種類によって出す場所が変わります。まず「自分が持っているのはどの電池か」を確認するのが最初の一歩です。
大きく分けると、乾電池・ボタン電池・充電式電池の三種類。乾電池は単3・単4などおなじみの筒状のもの。ボタン電池は時計や電卓に入っている薄い円形のもの。充電式電池は繰り返し充電して使うタイプで、スマホのバッテリーやモバイルバッテリーが代表例です。
乾電池の出し方と目黒区の回収場所
目黒区では乾電池は、住区センターや地区サービス事務所などに置かれた乾電池回収容器に出します。家庭ごみの収集日に出すのではなく、拠点まで持ち込む仕組みです。
対象はアルカリ乾電池・マンガン乾電池・コイン形リチウム電池・ボタン電池など。自由が丘住区センター(自由が丘一丁目24番12号)や緑が丘コミュニティセンター本館(緑が丘二丁目14番23号)など、区内に40か所以上の拠点があります。最新の回収場所は目黒区公式サイトで確認できます。
ボタン電池で迷いやすい二つのルート
ボタン電池は上記の区内拠点に出すほか、電気店・時計店・カメラ店などに置かれた「ボタン電池回収缶」でも受け取ってもらえます。買い物のついでに立ち寄れる分、こちらのほうが動きやすい場面もあります。
ボタン電池は、回収缶の投入口に入るサイズのものが対象です。ここで迷いやすいのが、コイン形リチウム電池との違いです。型式記号が「CR」や「BR」から始まるコイン形リチウム電池も、拠点回収や回収缶を利用できる場合があります。
ただし、店舗や回収場所によって受け入れできる種類やサイズが異なることがあります。持ち込む前に、回収場所の案内を確認しておくと安心です。
充電式電池は区内10か所の回収ボックスへ
リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池などの充電式電池は、燃やさないごみには出せません。目黒区では区内10か所に設置した「小型充電式電池等回収ボックス」での拠点回収が基本です。
設置場所は目黒区総合庁舎1階西口、目黒区エコプラザ(田道ふれあい館地下1階)、北部・中央・南部・西部の各地区サービス事務所、目黒区清掃事務所・清掃事業所(2階事務室)、駒場住区センター、緑が丘コミュニティセンター本館の計10か所。開館時間中のみの受け付けです。
モバイル機器に入ったままの電池の扱い方
スマートフォンや電動シェーバー、加熱式たばこなど、電池が内蔵されている機器そのものも、上記の回収ボックスで受け付けています。ただし一辺が30cm以上の製品は対象外です。
機器と電池を同じ窓口で処分できる場合もあれば、機器は小型家電として別の回収ボックスに出す場合もあります。特に、電池だけを取り出せない機器は迷いやすいところです。そのまま回収ボックスに入れてよいか、持ち込む前に回収場所の窓口で確認しておくと安心です。
出す前に必ずやりたい絶縁の手順
種類を問わず、電池は出す前に電極部分をテープで覆う「絶縁処理」が必要です。電池同士が触れたり金属と接触したりすると、ショートして発熱することがあります。
セロハンテープ・ビニールテープ・ガムテープのいずれかで構いません。
プラス極とマイナス極の両方にテープを貼り、金属が露出しない状態にします。
一本ずつ処理したあと、袋にまとめて近くの拠点へ。一度にまとめて持ち込めます。
使い終わった電池は、家の中で一か所にまとめておくと管理しやすくなります。
小さな缶やケースなどに入れておき、ある程度たまったら近くの回収拠点に持ち込む流れにしておくと、毎回一本ずつ処分しに行く必要がありません。
ただし、電池の種類によって出し方が異なる場合があります。保管するときは、端子部分をテープで絶縁するなど、安全に注意しておくと安心です。
発火を避けるための保管中の注意点
使い終わった電池を一時的に保管するときも、注意が必要です。複数の電池をそのまま引き出しに放り込んでいると、金属製のクリップや他の電池と接触してショートすることがあります。

テープを貼ってから缶か箱にまとめると安心ですよ
特にリチウムイオン電池は、保管中に膨らむことがあります。
膨張、変形、液漏れが見られる場合は、回収ボックスへ入れず、目黒区清掃事務所(03-3719-5345)に相談するよう案内されています。
判断が難しい場合は、そのまま保管し続けるよりも、早めに問い合わせて確認すると安心です。
種類ごとの出し方を表でおさらい
目黒区での種類別の出し方をまとめると、次のようになります。最新情報は目黒区公式サイトで確認することをおすすめします。
| 電池の種類 | 主な出し方 |
|---|---|
| 乾電池(単3・単4など) | 住区センター等の乾電池回収容器へ |
| ボタン電池 | 区内拠点の回収容器またはボタン電池回収缶へ |
| 充電式電池(リチウムイオンなど) | 区内10か所の小型充電式電池回収ボックスへ |
回収場所の探し方と事前確認の手順
一番確実なのは、目黒区公式サイトの「ごみの出し方・分け方」ページから最新の回収場所を確認すること。拠点の名称や受付時間は変わることがあるので、先に調べておくと安心です。
- 目黒区公式サイトで最新の拠点一覧を確認
- 開館・受付時間を事前にメモしておく
- 電池の種類ごとに持ち込む場所が違う点を確認
- 不明な場合は目黒区清掃事務所へ問い合わせ
よくある勘違いと見落としやすい点
「燃やさないごみ(不燃ごみ)に出してもいいのでは」と思いやすいですが、電池類は目黒区では不燃ごみとしての収集対象外です。収集袋に入れて出してしまうと、収集車や処理施設での発火の原因になることがあります。
- 勘違い①:充電式電池を不燃ごみで出す
-
目黒区の不燃ごみには出せません。区内10か所の回収ボックスへ持ち込みます。
- 勘違い②:機器に入ったまま不燃ごみへ
-
電池が内蔵された機器も、分別のうえ回収ボックスへ。収集袋には入れません。
- 勘違い③:絶縁なしでそのまま持ち込む
-
テープで電極を覆う絶縁処理は、回収ボックスに入れる前に必ず済ませます。
膨張や破損がある場合の慎重な対応
見落としやすいのが、膨らんだり変形したりした電池の扱いです。
このような状態の電池は、通常の回収ボックスには入れず、目黒区清掃事務所に相談して処分方法を確認するよう案内されています。
迷った場合は自己判断で出さず、先に問い合わせておくと安心です。
特にスマートフォンやモバイルバッテリーに使われている電池は、使用年数が長くなると膨らむことがあります。
膨張や変形がある電池は、衝撃が加わると発火するおそれがあります。むやみに力を加えたり、ほかの電池と一緒に保管したりせず、慎重に扱うことが大切です。
このような状態の電池は自己判断で回収ボックスに入れず、目黒区清掃事務所(03-3719-5345)に連絡し、持ち込みの可否や処分方法を確認してから対応すると安心です。
まずは電池の種類を分けるところから
片付けのタイミングで電池が出てきたら、まず「乾電池か充電式電池か」で分けてみてください。種類が分かると、どこへ出せばよいか確認しやすくなります。
今週末に近くの住区センターへ立ち寄るついでに持ち込むだけでも、引き出しの奥に眠っていた電池をすっきり片付けられます。
使い終わった電池は、小さな缶やケースにまとめておくと管理しやすくなります。ある程度たまってから回収拠点へ持ち込む流れにしておくと、無理なく続けやすくなります。
まずは今ある電池の種類を確認し、端子部分にテープを貼るところから始めてみてください。その小さな準備が、部屋の中の安心につながります。












