暑くなってきた頃に急いで調べると、「目黒区の助成があるのかないのか」「東京都のやつと何が違うのか」がごちゃ混ぜに見えてきます。本体代だけなのか、設置費も出るのか、申請のタイミングを間違えると対象外になるのか、不安が重なる気持ちはよく分かります。
目黒区を中心に地域の情報を扱うメディア『めぐろデイズ』で書いているコウといいます。わたし自身、区の制度と都の制度が混ざって見えた経験があって、この記事では目黒区で確認したいことを順番に整理しています。
まず区の制度と都の制度を分けて見ること、次に対象世帯・機種・費用の範囲を確認すること、最後に申請のタイミングで起きやすい失敗を押さえること。この順番で読んでいただくと、次に何をすればいいかが見えやすくなると思います。
目黒区でまず確認したい制度の見方
エアコンの助成を調べるとき、目黒区の公式サイトと東京都の制度が同じ検索結果に並んで出てきます。どちらが区の制度でどちらが都の制度か、見出しだけでは判断しにくいのが正直なところです。
まず確認したいのは、目黒区独自のエアコン購入助成があるかどうか。2026年5月時点で、目黒区が単独で実施しているエアコン向けの購入補助制度は公式情報では確認できていません。制度は年度ごとに変わる可能性もあるため、目黒区公式サイトか区の環境・住宅担当窓口に直接確認するのが確実です。
先に結論を言うと、目黒区在住であれば東京都の「東京ゼロエミポイント」が使える可能性があります。区の制度かどうかより、まずこちらを確認するほうが動きやすいと思います。
目黒区の省エネ設備助成でエアコンは対象か
目黒区には「住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成」という制度があります。太陽光発電、蓄電池、燃料電池、CO₂冷媒ヒートポンプ給湯器などが対象ですが、家庭用エアコン単体は現時点でこの助成の対象に含まれていません。
省エネ設備というワードで検索すると目黒区の助成がヒットしやすく、エアコンも入っているように見えてしまいます。わたしも最初、この制度に期待してページを読み進めて、対象品目一覧を見てエアコンが入っていないことに気づきました。
制度の内容は年度ごとに更新されることがあります。申請前に目黒区公式サイトの最新年度の案内を必ず確認することをおすすめします。
東京ゼロエミポイントとはどんな制度か
東京都が実施している「東京ゼロエミポイント(家庭のゼロエミッション行動推進事業)」は、省エネ性能の高い対象家電に買い替えた都民にポイントを付与する制度です。1ポイント=1円換算で、商品券として受け取れる仕組み。
エアコンは対象品目に含まれており、目黒区在住の方も申請できます。ただし購入する店舗があらかじめ登録されている必要があり、どこでも使えるわけではありません。購入前に登録店舗かどうかを確認するのが最初の一歩になります。
高齢者・障害者世帯向けの拡充内容について
2025年8月30日以降、東京ゼロエミポイントは高齢者・障害者世帯を対象に補助額が大幅に拡充されました。通常の買い替え支援とは別に、最大8万円相当のポイントが受け取れる区分が設けられています。

高齢者・障害者世帯のエアコン購入は、最大8万円分のポイント対象になりました
対象は購入日に満65歳以上の方、または身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方がいる世帯。この区分は令和9年3月31日まで延長されています。ただし制度の詳細や所得条件の有無は申請前に東京ゼロエミポイントの公式サイトか問い合わせ窓口で確認してください。
本体代と設置費はどちらが対象になるか
迷いやすいのが、本体の購入費だけが対象なのか、取り付け工事費(設置費)も含まれるのかという点。東京ゼロエミポイントは基本的にエアコン本体の購入費に対してポイントが付与される仕組みで、設置工事費は対象外となるケースが多いです。
設置費は購入費とは別に発生することが多く、想定外の出費になりやすいところ。工事費込みの見積もりをあらかじめ取っておくと、全体のコスト感がつかみやすいと思います。
対象機種と省エネ基準の見方について
東京ゼロエミポイントには対象機種の基準があります。省エネ性能の高い新品が対象であり、すべてのエアコンが該当するわけではありません。
- 通常買い替えの場合
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多段階評価点や省エネ基準達成率など、機種ごとに条件があります。
- 長期使用家電からの買い替え
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多段階評価点3.0以上(2027年度または2029年度目標)・3.6kW以上などの条件があります。
- 対象機種の確認方法
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購入前に東京ゼロエミポイント公式サイトで対象製品を検索して確認できます。
気に入った機種が対象かどうか、購入前にサイトで確認する一手間が後から効いてきます。対象外と分かってから買い直すことにならないよう、先に確認しておくと無理がありません。
購入前に申請が必要かどうかの確認
よく迷うのが「買う前に申請するのか、買った後に申請するのか」という順番の問題。東京ゼロエミポイントは購入後に申請する仕組みで、購入前の事前申請は不要です。
ただし、登録店舗での購入が条件であるため、「どこで買うか」は購入前に確認しておく必要があります。登録外の店舗で購入してしまうと申請自体ができません。購入前にやるべきことは「登録店舗の確認」と「対象機種の確認」の2点です。
申請に必要な書類と準備すること
申請時に必要となる書類を購入前から意識しておくと、手続きがスムーズになります。
- 領収書(購入店発行のもの)
- メーカー保証書(機種名・型番の確認用)
- 家電リサイクル券(旧機器廃棄の場合)
- 本人確認証(高齢者区分の場合は年齢証明)
- 障害者手帳(該当世帯の場合)
領収書は金額と購入日・店舗名が明記されたものが必要です。レシートだけでは不足するケースもあるため、購入時に正式な領収書を受け取っておくと安心です。
賃貸住宅でエアコン助成を使う場合の注意
賃貸住宅に住んでいる場合、エアコンの設置には貸主(大家さんや管理会社)の同意が必要になるケースがあります。東京ゼロエミポイントの申請自体は賃借人でもできますが、設置に関するトラブルは事前に回避しておきたいところです。
「設置してから確認を取っていなかった」という話は意外と聞きます。賃貸の場合はまず契約書と管理会社への確認を先に済ませておくほうが、後から面倒が起きにくいです。
申請の流れと公式確認の手順
東京ゼロエミポイントの申請は、対象商品を購入したあとにオンラインで行います。購入前に申請の流れや必要書類を確認しておくと、購入後に「書類が足りない」と慌てる心配が少なくなります。
東京ゼロエミポイント公式サイトで、購入予定の店舗と機種が対象かどうかを事前に調べます。
領収書・保証書・家電リサイクル券を保管します。後から必要になるため、なくさないように。
購入後、東京ゼロエミポイントの公式サイトから必要書類をアップロードして申請します。
審査が通ると、商品券などの形でポイントが付与されます。受け取り方法は申請時に選べます。
制度の詳細や申請期間は年度ごとに変更されます。東京ゼロエミポイントの公式サイト(tz-points.jp)か、コールセンター(0120-083-255、受付9時00分~17時00分)で最新情報を確認してください。
急いで買って後悔しないための一言
暑くなってきて焦ると、「とりあえず買ってから手続きを調べよう」となりがちです。でも登録店舗での購入が条件になっている制度では、店舗の確認が先に来る。ここだけは順番を間違えないでほしいと思っています。
今週末に家電量販店に下見に行くとしたら、その前にスマホで東京ゼロエミポイントの公式サイトを開いて「この店は登録されているか」「買いたい機種は対象か」の2点だけ調べておく。それだけでも、購入前の動き方がかなり変わります。確認にかかる手間は5分ほどですが、あとから「対象外だった」と気づくより、事前に確認しておく方が安心です。
目黒区独自の制度については、区の窓口に電話一本確認しておくと確実です。わたしも「あるかもしれないから一応聞いてみよう」くらいの気持ちで確認するのが一番だと感じています。その一歩が、あとで後悔しない買い替えにつながったらうれしいです。












