目黒区の子育て支援を調べようとして、制度の多さに戸惑うことがあります。手当を申請したいのか、子どもを預けたいのか、相談先を知りたいのかによって、確認するページが違うためです。
地域情報メディア『めぐろデイズ』のエリア担当ライター、コウです。この記事では、目黒区で利用できる主な子育て支援を、今の目的や子どもの成長段階ごとに整理します。
特に出生直後は、児童手当など期限が関係する手続きを先に確認することが大切です。その後で、家事育児支援や一時預かりなど、継続的に利用できるサービスを見ていきましょう。
制度の対象条件や受付状況は変わる場合があります。実際に申請・利用するときは、目黒区公式サイトの最新情報を確認してください。
制度が決まっているかどうかで探し方を分ける
子育て支援を探すときは、最初に「申請したい制度が決まっているか」を考えると、確認先を絞りやすくなります。
- 制度名が分かっている場合
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児童手当、子ども医療費助成、一時保育など、制度の公式ページを直接開き、対象条件、期限、必要書類、申請方法を確認します。
- 何を使えるか分からない場合
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「妊娠・出産」「お金」「子どもを預けたい」「生活を支えてほしい」「相談したい」のように、目的から探します。迷うときは子育て総合相談窓口も利用できます。
制度名が分かっている人と、使える制度から知りたい人では、最初に見る場所が違います。最初からすべての制度を調べる必要はありません。
妊娠中は妊婦面接と給付を確認する
目黒区では、妊婦を対象に「ゆりかご・めぐろ(妊婦面接)」を実施しています。助産師、保健師、看護師などに、妊娠・出産・子育てについて相談できる仕組みです。
目黒区で初めて面接を受ける方には、育児パッケージとしてギフトカード1万円分と、妊婦支援給付金5万円の申請案内が渡されます。妊婦支援給付金は、妊娠時と出産後に分けて給付され、出産後は子ども1人につき5万円です。
妊婦健康診査、妊産婦歯科健診、出産準備教室などは、それぞれ別に案内されています。妊娠届を提出したら、母子健康手帳の交付とあわせて、妊婦面接や利用できる健診を確認しておきましょう。
出生後は期限のある手続きを先に確認する
赤ちゃんが生まれた直後は、出生届だけでなく、児童手当や子ども医療費助成などの申請も発生します。サービスの比較より先に、期限によって支給開始などに影響する手続きを確認します。
| 主な手続き | 確認したい期限・ポイント |
|---|---|
| 児童手当 | 出生日の翌日から数えて15日以内に請求します。第2子以降の出生では、額改定の手続きが必要です。 |
| 子ども医療費助成 | 出生日から3か月以内に申請します。健康保険の書類がまだなくても、先に申請できます。 |
| 赤ちゃん訪問 | 出生通知票を提出して申し込みます。訪問時に、出産後の妊婦支援給付金についても案内されます。 |
児童手当は、原則として請求した月の翌月分から支給されます。ただし、出生日の翌日から数えて15日以内に請求すれば、出生日の翌月分から支給されます。添付書類がそろっていなくても請求を受け付ける場合があるため、期限に間に合わないと思ったら先に担当窓口へ確認してください。

出生後は、まず期限のある手続きを確認し、その後に継続して使える支援を探すと整理しやすくなります
日常生活を支えるサービスを確認する
目黒区には、妊娠中から出産後の家庭を支える複数のサービスがあります。家事や育児の手助けが必要な場合は、次のような制度を確認できます。
- 家事育児支援ヘルパー派遣事業
- 家事育児サポーター(産後ドゥーラ)利用費助成
- ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
- 訪問型病児・病後児保育利用料助成
利用できる時期、子どもの年齢、利用上限、対象となる事業者、申請期限は制度ごとに異なります。たとえばベビーシッターの助成は、東京都の認定事業者と契約し、対象事業を利用する必要があります。利用を決める前に、対象になる契約や料金を確認してください。
子どもを預ける選択肢は保育園入園だけではない
「子どもを預けたい」と考えたとき、認可保育園への入園だけが選択肢ではありません。利用したい頻度や理由、子どもの年齢に応じて、複数の制度を確認できます。
| 制度 | 主な利用の考え方 |
|---|---|
| 認可保育園など | 保護者の就労など、保育の必要性の認定を受けて継続的に利用します。 |
| はじめのいっぽ | 就労要件を問わず、対象となる子どもが月10時間まで定期的に通園できます。 |
| 一時保育 | 保護者の休養、通院、用事などで一時的に保育が必要なときに利用できます。 |
| ベビーシッター利用支援 | 突発的な事情、社会参加、リフレッシュなど幅広い理由で利用でき、対象料金の一部が助成されます。 |
「保育園に入れるか」だけで考えず、就労要件のない制度や一時的な預かりも含めて見ると、家庭の状況に合う選択肢を探しやすくなります。
はじめのいっぽは就労要件なしで利用できる
2026年度から本格実施された、こども誰でも通園制度「はじめのいっぽ」は、保護者の就労要件を問わず利用できる制度です。
対象は、0歳6か月から2歳までの子どもで、保育所、幼稚園、認定こども園、企業主導型保育施設などに通っていないことが条件です。子ども1人につき、最大で月10時間まで利用できます。
この制度は、保護者が必要なときだけ単発で預ける一時保育とは目的や利用方法が異なります。子どもが家庭以外の人や環境に触れる機会をつくるため、定期的に通園することを想定した制度です。
施設によって対象年齢、曜日、募集期間、定員、申込方法が異なります。利用を希望する場合は、制度の説明だけでなく、実施施設一覧と現在の募集状況も確認してください。
手当や医療費助成は対象と申請期限を見る
子育てに関係する主な金銭的支援には、児童手当、子ども医療費助成、妊婦のための支援給付などがあります。
児童手当は、0歳から高校生年代までが対象です。子ども医療費助成は、18歳到達後最初の3月31日までの子どもについて、保険診療の自己負担額を助成します。
制度名や給付額だけでなく、対象者、所得や健康保険の条件、申請期限、申請者の名義まで確認してください。検索結果に古い制度が表示される場合もあるため、公式ページの更新日も見ておきましょう。
ひとり親家庭向けの支援はまとめて確認する
ひとり親家庭向けには、児童扶養手当、児童育成手当、医療費助成のほか、生活や就労を支える制度があります。
- ひとり親家庭相談
- ひとり親家庭ホームヘルプサービス
- 母子及び父子福祉資金の貸付
- 資格取得中の生活を支える高等職業訓練促進給付金
- 指定講座の受講費用を支援する自立支援教育訓練給付金
対象になるかどうかは、世帯状況、所得、子どもの年齢、受講する講座などによって異なります。利用したい制度が決まっていない場合は、ひとり親家庭相談で現在の状況を伝え、対象になりそうな制度を確認する方法もあります。
何を使えるか分からないときは子育て総合相談窓口へ
「自分の家庭が何を利用できるか分からない」「制度を一つずつ調べる余裕がない」という場合は、子育て総合相談窓口へ相談できます。
目黒区のこども家庭センターでは、0歳から18歳未満の子どもと子育てに関する悩みや困りごとについて相談を受け、必要に応じてサービスや支援機関を案内しています。
子育て総合相談窓口
相談専用電話:03-3715-2641
受付:月曜日から土曜日の午前8時30分から午後5時まで
注記:祝日と年末年始を除きます。
保育園の入園制度については保育課が確認先です。総合相談窓口ですべての申請を受け付けるわけではありませんが、どこへ相談すればよいか分からないときの入口として利用できます。
妊娠から出産後までの確認順
妊娠から出産後までの手続きを、次の順番で確認すると整理しやすくなります。
妊娠届を提出し、母子健康手帳の交付や妊婦健診の案内を確認します。
「ゆりかご・めぐろ」を予約し、妊娠時の給付や利用できる支援について確認します。
出生届に加え、児童手当や子ども医療費助成などを早めに申請します。
赤ちゃん訪問、家事育児支援、一時保育、はじめのいっぽなど、家庭の状況に合う支援を確認します。
古い制度情報との取り違えに注意する
子育て支援は、年度によって制度名、対象年齢、給付額、申請方法などが変わることがあります。妊娠・出産期の給付も、2025年4月から「妊婦のための支援給付」に変わっています。
検索結果からページを開いたら、「更新日」「対象年度」「現在の受付状況」を確認してください。終了した給付金のページが検索結果に残っている場合もあるため、ページの内容だけでなく、受付中かどうかまで見る必要があります。
今必要な支援から一つずつ確認する
これから子育て支援を調べるなら、まず申請したい制度が決まっているかを考えてみてください。制度名が分かっているなら、対象条件と期限を公式ページで確認します。
何を使えるか分からない場合は、「お金」「子どもを預けたい」「家事や育児を手伝ってほしい」「相談したい」の中から、今の状況に近いものを一つ選びます。
出生直後は期限が関係する手続きを先に済ませ、その後で日常的に使えるサービスを探しましょう。保育園への入園だけでなく、はじめのいっぽ、一時保育、ベビーシッター利用支援なども含めて見ると、家庭に合う選択肢を見つけやすくなります。
この記事は2026年8月時点の公式案内をもとにしています。申請や予約の前には、目黒区公式サイトで最新の条件と受付状況を確認してください。
参考:目黒区公式情報












